1/25には、奄美大島中部の太平洋側にある奄美パーク内の田中一村記念美術館を訪ねました。奄美パークは、2001年に今の奄美空港に移転する前の旧奄美空港の跡地を利用した施設です。旧奄美空港は国産プロペラ機のYS-11機の頃まで使われていましたが、ジェット機には対応できず新奄美空港を建設したそうです。因みに、この施設の館長を元NHKアナウンサの宮崎緑さんがされています。一村の紹介に長く貢献されたそうです。
田中一村は、明治41年(1908)栃木生まれの水彩画家で、奄美の自然に魅了され亜熱帯の植物や魚を題材に日本画の新境地を開きました。50歳で奄美に移住し大島紬工場で染色工として働きながら19年間絵を描き続け多くの作品を残しました。死後に高い評価を受け、昨年秋に東京都美術館での「田中一村展」は大きな反響を呼びました。その時の記事を、当ブログの下記にアップしていました。
田中一村展@東京都美術館
描かれた現地で、題材となったアダンやアカショウビン(鳥)などを間近にみながら、ゆっくりと絵を鑑賞するのもまた格別です。絶景でした。
この奄美パークには、「奄美の郷」という、奄美の自然、歴史、文化を映像や展示で紹介する施設もあり、なかなかよくまとめられています。
この日、ツアー最後に「あやまる岬」で太平洋を見渡す270°の眺望を楽しみました。「あやまる」は「謝る」ではなく、丸く盛り上がった地形が綾織りの手毬に似ているため「綾丸」に由来するとのこと。
この日は、バスの移動で少なく、7,200歩コースでした。
前日夕に地元スーパーでたまたま「ヒキ」を
見かけました。奄美のアジ(ガァツン)。目が大きいようです。