3/27には、翌日から天気が崩れると聞いて、地元の港南桜道の桜並木を撮影してきました。
ここは、もともと鎌倉街道から日野公園墓地に通じる幅10m、長さ2Km程の坂道で道路沿いに戦後有志によって染井吉野が植樹されました。1980〜90年代には最盛期を迎え両脇の桜がトンネルをつくるような光景が評判になり、花見時には多くの屋台も出て、大いににぎわいました。私は1985年にこちらに転居してきましたので、その頃は子供たちを連れて毎年花見をしていました。樹齢が60年過ぎる頃から次第に老化が目立ち始め、江ノ電バスのミニバスのルートになり車の往来が増えると枝の張りが通行の邪魔になりはじめ、徐々に伐採される桜木がふえてきました。2010年頃から世代交代による桜道の再生がいわれ、新しい種類で、やや早咲きで、枝を横に張らない桜「陽光桜」が選ばれ、植樹が始まり、いまに至ります。
それ以来、いまは、いわば「世代交代中」で、植えられて5〜10年経ち徐々に青年木に成長してきました。一方で、前世代の染井吉野も存在し、一部で混在しています。いまは、花見時に屋台が出ることはありませんが、地元の港南区や町内会、学校では「桜まつり」を企画して、しっかり支援していて、陽光桜の成長を見守っているといった状況でしょうか。
因みに、昨年2024/03/31に陽光桜の記事を当ブログにアップしています。心なしか1年分の成長をしているように感じます。
港南桜道の陽光桜2024
この日は、9,800歩コースでした。
港南桜道コミュニティハウス前です。
陽光桜は、やや早咲きで、赤味が強く
花形は大きい種類です。
右が南台小学校で、右の染井吉野と
左の陽光桜が混在しています。
こちらでも混在し世代交代中です。
江ノ電バス[こまわりくん」も今では15分に
1本ほど走ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿