2024年3月16日土曜日

郷里で初めてのホテル泊

 舞鶴実家の取壊し工事が予定通り今日3/16から始まることになり、昨晩から近くのホテルに宿泊することになりました。考えてみると、郷里でホテルに泊まるのは初めてということになります。
実家からは200mほど北にいったところにある、地元では老舗旅館の「松栄館」です。といっても、10年ほど前にリニューアルされ、今は「ホテル アマービレ舞鶴」というビジネスホテルになっています。古い旅館建屋は改装され、奥の1角にレストラン「松栄館」として残されています。海岸通りにすぐ近く、5階建てに高層化されたために見晴らしも良くなっています。今回はたまたま5階の部屋となり、北側からは舞鶴東港が、南側からは、東舞鶴の市街が一望できます。
ここが老舗たる所以は、戦前には明治期(明治37年開業とか)以来長く、旧海軍御用達の旅館だったことです。ここには、初代舞鶴鎮守府長官だった東郷平八郎の書など多くの書籍が残されているそうです。レストランでは、当時の海軍レシピ書「海軍割烹術参考書」の料理を再現したメニューも揃えてウリにしています。
ビジネスホテルとしては、部屋も広目で机も広く、欧州式をも意識した内装(天井照明なしです)ややや古風な調度品、大き目の大浴場、まずまずの料金などで、また、年度末でもあるためでしょうか、長期滞在者や外国人も多く、なかなか混みあっているようです。
ここから、実家の残置物処理、解体工事の状況を、施主としてわずかでも見守りたいと思っています。


ホテル北側の舞鶴東港の全景.
中央中段に巡視船、左中段に護衛艦が
停泊中です。
松栄館に掛けられている東郷平八郎の
書の一部です。なかなかの達筆です。

旧海軍レシピで再現された「元祖肉じゃが」
(呉と元祖を争っていますが)と麦飯です。
この他に、ポテトスープもついていました。

舞鶴で初めての滞在ホテル。左奥に
改装された旧松栄館があります。
ホテル南側からの東舞鶴市街風景

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