舞鶴実家の取壊し工事が予定通り今日3/16から始まることになり、昨晩から近くのホテルに宿泊することになりました。考えてみると、郷里でホテルに泊まるのは初めてということになります。
実家からは200mほど北にいったところにある、地元では老舗旅館の「松栄館」です。といっても、10年ほど前にリニューアルされ、今は「ホテル アマービレ舞鶴」というビジネスホテルになっています。古い旅館建屋は改装され、奥の1角にレストラン「松栄館」として残されています。海岸通りにすぐ近く、5階建てに高層化されたために見晴らしも良くなっています。今回はたまたま5階の部屋となり、北側からは舞鶴東港が、南側からは、東舞鶴の市街が一望できます。
ここが老舗たる所以は、戦前には明治期(明治37年開業とか)以来長く、旧海軍御用達の旅館だったことです。ここには、初代舞鶴鎮守府長官だった東郷平八郎の書など多くの書籍が残されているそうです。レストランでは、当時の海軍レシピ書「海軍割烹術参考書」の料理を再現したメニューも揃えてウリにしています。
ビジネスホテルとしては、部屋も広目で机も広く、欧州式をも意識した内装(天井照明なしです)ややや古風な調度品、大き目の大浴場、まずまずの料金などで、また、年度末でもあるためでしょうか、長期滞在者や外国人も多く、なかなか混みあっているようです。
ここから、実家の残置物処理、解体工事の状況を、施主としてわずかでも見守りたいと思っています。
2024年3月16日土曜日
郷里で初めてのホテル泊
ホテル南側からの東舞鶴市街風景
登録:
コメントの投稿 (Atom)
小出川彼岸花まつり
9/27には、近くの小出川彼岸花まつりを観てきました。小出川は茅ヶ崎市を流れる一級河川で先の柳島で相模川に合流します。ここの遠藤地区にある遠藤神明谷や遠藤琵琶島などの水源が集まって、3~10m幅の源流となっています。両側の沿道には春はアジサイ、秋は彼岸花が地元の協議会の大変な努...
-
長く地元で行きつけの飲み屋のひとつになっていた「養老の滝 蒔田店(まいた)」が29年間の営業を3/20で終了することになったことを知りました。市営地下鉄蒔田駅前に入居するビルの取壊し計画が具体化したこととコロナ禍以降の諸物価の値上がりで経営が急速に厳しくなったことが原因だそうで...
-
3月央の取り壊し工事に先立って舞鶴実家に残された遺品類について、最後の整理を進めています。 その中でユニークなのが私製本の「水兵さんの遠洋航海 ー日露戦争直後のある青春ー」の大量の原稿です。 1978年(昭和53年)に、父が祖父の海軍舞鶴海兵団従軍中の日誌を13年かけて清書し、...
-
10/28午前には、舞鶴近くの西国33か所巡礼の27番目の札所 松尾寺(まつのうでら)を久々に歩いて参拝してきました。幸いこのところ足腰の調子がよかったため、最近はクルマで巡ることが多かったのですが、今回は最寄りのバス停の松尾寺口から1時間ほどの山道コースです。 舞鶴市(京都府...
0 件のコメント:
コメントを投稿