2024年3月25日月曜日

舞鶴実家の取壊し工事開始 ー残置物処理がほぼ終了ー

ここ3年程、舞鶴にある実家(母屋と離れがあります)の取壊しを姉兄弟と相談しながら進めてきました。その工事が、3/16〜4/13の予定で始まりました。
工事は、2段階に分けて行われます。
最初に、親族で遺品類を持ち出した後に家屋に残された「残置物」の分別処理・撤去が、3/16〜3/21の間の4営業日で行われます。思いのほか短期間でできるものです。
それが終わると、次の段階として、屋根瓦、ガラス戸、アルミサッシ、鉄器類の取り外し・撤去が行われた後、残された建屋躯体の解体工事が、3/22〜4/13の工期で重機によって行われることになっています。
昭和16年(1941年)9月に、前年に類焼で焼失した家屋を再建してから83年の歳月を経た建屋を取壊すのは、これまで生まれ育った拠点を失うようで、これまでの検討の間も、姉兄弟の間でも、ある種の喪失感との戦いでした。そのなかで、まだ実家が生活空間として機能するうちに、祖父が思いを込めた建物の「正常な終了処理」をすることにしました。ただ、それに先立つ段取りとして、解体までに、親戚への事前説明など、気になる、思い当たる手順、前さばきを一通りこなしたうえで、また、遺品整理の時間を十分とり、思い残しを極力減らしたあと、さらには、我々孫世代が元気なうちに(次の世代には渡さず)、思い切って、実行することにした次第です。
それでも、複雑な気持ちは残るものですが、あとは時間の経過で緩和することになると思っています。これからは、工事の進捗を、静かに見守りたいと思っています。この日3/17には、日頃お寺詣りをまめにする方ではない私ですが、思わず、檀家寺の得月寺本堂にある先祖の位牌の前と、寺の傍にある先祖代々の墓の前で、これまでの経過と取壊し工事の開始を報告してきました。
以下の写真は、残置物処理の3日目の整理がほぼ終わった段階の模様です。

電気設備の撤去作業中でした。

残置物処理がほぼ終了した段階の母屋の
様子です。

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