先日 2/10には、鎌倉の大町地区にある妙法寺を梅見に訪ねました。安国論寺のすぐ隣にある、日蓮宗の寺です。
ここは、1253年に日蓮聖人が布教の拠点としてここ松葉ヶ谷(まつばがやつ)に小庵を結んだ場所で、いまも「松葉ヶ谷小庵霊跡」として妙法寺の裏山に塔頭が残されています。
ここは裏山への参道に階段が多い寺ですが、その「苔の階段」が評判の寺です。この時期の梅をはじめ桜、紫陽花も見所の寺です。
境内の梅は五分咲きで、これからが楽しみです。
因みに、「妙法寺」のように寺の名前は重複が多い訳ですが(鎌倉、横浜でも他にも幾つか「妙法寺」と同名の寺があります)、山名を含めるとユニークになるように命名されているようです。日本人の姓は山名に、名は寺名に、それぞれ相当し、太郎や一郎のように、寺名には重複があるけれども山名を含めると、重複はないとのこと。ここ鎌倉の法妙寺は楞厳山妙法寺(りょうごんさん)で、杉田の法妙寺は牛頭山法妙寺(ごずさん)です。
「松葉ヶ谷小庵霊跡」
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