三久は、毒をもつドクサバフグとの区別が難しいために、地元でも、原則として、素人では料理できず、フグさばきの資格保有者による調理が必要とされています。このためか、魚屋の店頭では、生の姿を見ることはほとんどありません。舞鶴ではフグといえば三久のことで、庶民的な魚でした。このため、舞鶴を離れ、大阪などでのトラフグの高級料理振りには驚き、なかなか馴染めなかった記憶があります。
シロサバフグ(三久)の名前の由来は、サバのように群れを作るため、もしくはサバに体表の色合いが似ている、からだそうですが、「赤サバ」と同様に、やや紛らわしい名前です。
この時期は、ここでは、新ワカメの佃煮も美味しい時期でもあり、しっかりといただきました。
(参考1)市場魚貝類図鑑 シロサバフグより
https://www.zukan bouz.com/syu/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%B5
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体長30cm前後になる。やや細長い紡錘形。尾鰭は湾入形、もしくは弱く丸みを持つ。尾ビレがやや黄色っぽく下半分の色合いが灰色で上葉下葉の先端は明確に白くない。頭部背側にある小さな棘はの背鰭起部近くには達しない。味は淡白で身離れも良く食べやすいことに加え、値段も安いため鍋物、天ぷら、唐揚げ、煮付け、などのの具材には最適。
(参考2) 赤サバについて、以前の本ブログでの投稿記事です。
https://kinoken33.blogspot.com/2023/12/blog-post_9.html
(参考2) 赤サバについて、以前の本ブログでの投稿記事です。
https://kinoken33.blogspot.com/2023/12/blog-post_9.html
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