4/5〜6には、横浜近辺で「山の桜」として評判の根岸森林公園、「池の桜」としてよく耳にする三ッ池公園そして「寺社の桜」として北条家の菩提寺 称名寺と戦没者慰霊堂を、好天のうちに、散る前にと駆け足で巡ってきました。いずれも、自宅から1〜1.5時間ほどで行ける地元での桜スポットです。因みに、先にポストした大岡川上流・下流の桜は云わば「川の桜」でしょうか。
今年の桜も神奈川ではそろそろ見納めです。今年は開花してから花が長く持ちこたえたと言われています。4/7〜8には小中高校、大学で入学式が行われましたが、校庭で満開の桜が見られたとか。この傾向は復活してほしい勝手に思います。4/9は関東では桜吹雪だそうです。
残るは「城の桜」もありますが、横浜には残念ながら見かけることはなく、神奈川では小田原城址が思い浮かびます。
この両日は、合わせて22,600歩コースでした。
(1) 山の桜:根岸森林公園/中区
地下鉄伊勢佐木長者町駅からバスで15分程行った高台にある広々とした公園です。日本初の本格的な洋式競馬場「根岸競馬場」の跡地に整備されました。園内の一角にJRAが管理する「馬の博物館」があります。地元では梅と桜の名所です。
根岸森林公園については、2022年3月と2024年4月にも訪問記事を下記にアップしていますが、コロナ禍の時期でもあり大分様子が違うようです。
2022年3月 根岸森林公園の桜風景
2024年4月 根岸森林公園の桜
(2) 池の桜:三ッ池公園/鶴見区
JR鶴見駅からバスで15分程行く、78品種1600本の桜が楽しめると言われる公園です。「さくら名所100選」にも選ばれているそうで、早咲きから遅咲きまでさまざまな桜を長く楽しめるとか。全国各地から珍しい品種の桜や楓が持ち込まれた京都の桜や紅葉もこのように言われます。
公園の名前にある三つの池(上之池、中之池、下之池)が公園の中央に連なってあり、その周辺に桜が植えられています。他にも小高い丘があり桜林になっています。これらの池は、江戸時代に灌漑用水池として利用されてきたそうです。
(3) 寺社の桜:戦没者慰霊堂/港南区
京急/地下鉄上大岡駅から歩いて20分程の横浜市街を見渡せる高台にある慰霊施設です。ここは(神奈川県戦没者慰霊堂)は、昭和27年(1952年)の対日講和条約の発効を機に、明治以降の戦争における神奈川県出身の戦没者、戦災死者5万8千余名(当時)を追悼するために建設され、その名簿が納められているそうです。地元では桜の見どころの一つになっています。
(4) 寺社の桜:称名寺/金沢区
京急金沢文庫駅から海側に20分程坂道を上るとたどり着きます。金沢北条氏一門の菩提寺です。
鎌倉幕府の執権北条実時が六浦荘金沢の屋敷内に1250年頃に建てた持仏堂か起源とか。また、境内横にある資料館「県立金沢文庫」には、称名寺の壺からみつかった吾妻鏡にまつわる古文書が多数保存されています。4/6訪問時軽い雨模様でしたが、これもまた一興です。
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