4/2には、横浜でも前日4/1に満開になったと聞き(例年より5日遅かったそうです。東京は4/4だったとか)、近くの日ノ出町近くの大岡川沿いの桜並木を観てきました。天気予報では翌日から曇りが続くそうで、ぎりぎりのタイミングでしたが、なんとか日差しが残っていました。
今年は開花が遅れた分、開花期間が短く、遅く咲いてさっと散るというそうです。この日は、7分咲きくらいでした。ただ、川の片側は満開に近いのに、反対側はまだ蕾といった箇所もありました。
いつもですと、この界隈が、野毛(のげ)や桜木町の歓楽街が近いこともあって、川沿いの道から桜並木を観る、普通の「花見」に加えて
①船に乗って水面から桜を観る(日ノ出町桟橋から)
➁昔ながらの屋台を巡りながら飲食や金魚すくいなどを楽しむ
③ライトアップされた夜桜を楽しむ
などのオプションが備わっています。
ところが、今年は、①は健在でしたが(昨年にはついつい乗船しました)、②の出店がなく、ちょっと寂しく感じました。③は今のところ確認できていません。
ただ、桜も樹齢が60年を超した頃から、接ぎ木などによる世代交代が進められてきました。始めは、幼木に物足りなさがありましたが、このところしっかりと枝を張り、古木以上に色の濃いい立派な花を咲かせ見立ち始めていて、順調に新しい世代が育っていることに、頼もしさを感じました。
➁の屋台が見られないのは、コロナ禍の3年間で不規則な営業になり、事業者の営業が成立しなくなったのではないかと心配です。これからの子供たちのためにも、屋台や夜店のない花見や祭りが定着するのは避けたいところです。
とまれ、今年は天候不順で、通常通りの開花が心配せれ、このところ早咲きが続いたため久々に開花宣言が待ち望まれた桜でしたが、咲きぶりは通常通りで十分に楽しめました。
2024年4月4日木曜日
大岡川沿いの桜@日ノ出町
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